種別 | 三重 本社・工場 | 山口工場 | ナベルUSA | ナベル中国 |
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ISO 9001 | 2004年~ | 2004年~ | 2010年~ | 2014年~ |
ISO 14001 | 2003年~ | 2004年~ | 2010年~ | 2018年~ |
FAI(First Article Inspection、初品管理活動)は、製造プロセスの初期段階において、最初の生産サンプルが顧客の仕様や品質要求を満たしていることを確認するための手順です。 この検査は、新たに量産を開始する前に行われ、製造過程における設計の正確性と製造工程の効率性を保証します。 FAIでは、特定の製品のすべての寸法、材料、性能、外観が顧客の要求と一致していることが詳細にチェックされ、このプロセスを通じて初期の製品サンプルの品質が保証されます。これにより、以降の生産ロットで問題が発生するのを効果的に防ぐことが可能となり、再現性の高い製造プロセスを確立するための基盤が形成されます。
ナベルでは、新規量産のお引き合いを頂戴した時、初品の段階で、以後問題発生を事前に防ぐ為、部署をまたいで活動を行っています。営業部・技術部・資材部・生産管理部そして品質管理部が、仕様・価格について協議します。
この段階で、手順書を確定し、以後の再現性の高い工程を管理します。
製品試作
試作価格
量産想定価格及び試作費用の算出
概略図
過去の実績も参考に、イメージ図をご提案
FAI
量産単価
確定仕様図
ナベル製品は、すべての製品に銘板を貼付し、シリアル番号を通じて、製造工場、製造年月日、ロット数を記録しています。万が一問題が発生した場合でも、すみやかに生産履歴を確認でき、早期の問題解決にあたります。
本規定は、ナベル製品を弊社が提供する製品保証書、取扱説明書、納入仕様書に規定された内容に従いご使用いただいたにもかかわらず、所定期間内に故障、あるいは不具合を生じた場合の対応について定めるものです。
保証修理を受けられる期間は、納入日(お客様にお渡しした日)より1年間とします。
※ 但し、特定の製品につきましては、別途保証期間を設定させて頂きます。
保証期間内であっても以下の項目に該当する場合は、保証の適用対象外とさせて頂きます。
製品保証規定は、本製品についてのみ無償修理、代替品の納入、部品交換を お約束するものです。本製品の故障等又は使用によるその他の製品の損害については、弊社はその責任を一切負わないものとします。その他、本製品の破損・故障を原因とする間接損害、拡大損害、特別損害 (休業補償、営業損失等を含みますが、これらに限られません)について、弊社は一切の責任を負いません。
ナベルの製品は、現在知りうる限り、他社の知的財産権を侵害してはいません。
ナベルでは、お客様の真のご要望を伺い、WANTSやNEEDSに適合した形で、最適な製法と最適な素材を組み合わせて、お客様の必要とされる具体的な環境をおつくり致します。 知財という客観的な活動を通じて、社員教育に役立てるとともに、オリジナル技術の開発への積極性をご評価いただき、2013年には知財功労賞(特許庁長官賞)を頂戴致しました。
ナベルでは、 装置の動作に合わせて摺動する “蛇腹” を加工室の状態を正常に保つ部品であると同時に、 最初に異常の発生を見極めるセンサーと捉えています。世界で初めて、部品である弊社製品を、異常検知用のセンサーとして活用する技術を開発、ご提案をしています。
ナベルでは、従来、水平/垂直/壁掛け方向の各種蛇腹試験機を導入していますが2015年三重本社に世界で初めて、5m×9mのクロスレール(壁掛け式)試験機(速度:120m/min・加速度:1.5G)を備えました。航空宇宙産業の翼製造横型マシニング等の実用試験機です。特に大型の製品は、納入後の据付けと動作確認に多くの工数が掛かります。設計段階で実機に近い形で妥当性を確認することで、安心してお使い頂ける製品を提供させて頂きます。 立ち合い確認をご希望の際は、対応させて頂きますので、弊社営業担当にご用命ください。
ナベルでは、完成品の全数検査(最終検査)と抜き取り検査(出荷検査)を実施しています。
更に、 完成品の検査に加え、 作業標準が確実に実施できているか、 作業標準に問題が無いかを定期的に巡回し、 品質改善活動に取り組んでいます。
TPM(Total Productive Maintenance、全員参加型生産保全)は、設備の故障を未然に防ぎ、製造プロセスの効率を最大化するために設計された保全戦略です。このアプローチは、設備の完全な信頼性と稼働率の向上を目指し、製造現場における保全活動に従業員全員が参加することを奨励します。
ナベルでは、高品質な製品を計画通りに供給することを目的として、設備の予防保全を通じてTPM活動を積極的に実施しています。具体的には、機械の定期的なメンテナンス、障害の早期発見、そして修正措置の迅速な実行を行うことで、生産設備のダウンタイムを最小限に抑え、生産性の低下を防いでいます。これにより、長期的な設備投資の効率化を図るとともに、お約束した納期を順守することにつながっています。