社員インタビュー

西村 裕太
生産管理部 製造課/2004年入社

西村 裕太
生産管理部 製造課/2004年入社

2004年入社。高校時代のインターンシップでは作業の大半が手作業で行われていることや作業者自らが工夫しものづくりを行なっている姿勢に感銘を受け、のちに入社を決意。現在はグループリーダーを務め、受注管理や作業者管理を担当。

時代のニーズとエンドユーザーの期待に応える、ものづくり

-入社したきっかけはなんですか?

土木コースがある高校に通っていたため、高校卒業後、建設会社に入社しました。今振り返ると、退職の理由は自分の未熟さ。私の地元は、ナベル山口工場と同じ阿武町です。知り合いや高校の先輩もたくさん働いていたので、話を聞くうちに興味を持つようになりました。

実は、それまでにもナベルとは縁があって。高校時代のインターンシップでは、担任の先生に勧められ、ナベル山口工場に来ていました。もともと、プラモデルをつくるなどの細かい作業が好きな中学生でしたから、工業高校に進学した経緯があります。インターンシップ中は、単純作業が多かったですが、速くできる楽しさ、上手くできる楽しさを感じたことをよく覚えています。

私自身がインターンシップで体験したイメージや周囲の支えもあり、ナベルへの入社を決めました。

-現在の仕事内容を教えてください。

入社した当時から現在まで、生産管理部の「製造課」に所属しています。つくる製品によってグループが分かれているため、グループ間での異動は何回も経験していますね。入社当時は、製品をつくる作業者でしたが、10年ほど前にグループリーダーに就任。現在は受注管理やグループの作業者の管理を担当しています。

製品は、主に手作業です。だからこそ、作業者のモチベーションひとつで生産能力が変わります。私自身が直接作業するわけではないからこそ、モチベーターのような気持ちで接しています。私の担当するグループメンバーも、新卒から親以上の世代の方まで幅広いです。

中途採用ですから、なおさら一生懸命仕事に励んでいました。入社当時、山口の工場長からも「3年はしっかり我慢して辞めんで働かんといけんよ」っていう言葉をいただいきました。地元だからこそ、余計に頑張ろうとの思いは強いですね。

-働いていて嬉しかったことは?

作業者のときは、自分が担当した製品のうつくしい仕上がりや、製品が国内外に出荷されていくことに喜びを感じていました。今は、現場を動かす立場ですから、自分が組んだ予定が思い通りにいくことやグループとして売り上げの成果がでること、工数削減の成功などにやりがいを感じます。

ある程度の指示はありますが、その中で「自分はどうしたいのか」を考え、やっていくのがナベルの方針。基本的なこと以外は、自分で考える機会が与えられている会社です。

特に、山口工場は製造がメイン。長い期間かけてつくり上げて来たやり方や、ベテランから新人に知識や技術を伝える指導の徹底がしっかりしていますね。工場長、課長、次長の思いや方針が、現場リーダーを通じて、社員一人ひとりまで浸透するように教育できていることが、外部クレームゼロを継続できている大きな要因だと思います。

-ナベルで成し遂げたいことは、後輩の育成と会社の成長

入社から、ずっとものづくりに携わっているため、他の課も経験したいですね。製造の部材とつながる、資材課にも興味があります。他の課で経験を積み、製造課に戻って、もっと良くしたいなと。

あとは私自身がグループリーダーに就任し、何年も経っていますから、後輩を育てたいです。私のできる範囲で教育を行い、仕事以外でも話ができれば。そして同じ思いを持った後輩と、一緒に成長できれば嬉しいですね。

-検討している方へ伝えたいこと

おそらく多くの方が「ジャバラメーカー」で検索しているかと思いますが、ナベルはジャバラだけでなく、今度始めたロボット事業のように、常に新しい視点を持ち、社会のニーズに合った製品の開発、設計、製造に取り組んでいる会社です。人件費高騰や人材不足により、産業ロボットへの注目は今後ますます高まることでしょう。アイデアを持っている学生さんたちにとっては、とてもおもしろいのではないでしょうか。

現場リーダーは、主に30代半ば。全体的に若い年代が役職に就いている会社ですから、若手が下から突き上げているといった言葉がぴったりです。そういう意味でも、これからますます良くなっていく、今を超えていける会社だと思います。

ぜひ、一緒にがんばりましょう!